今回はサカナクションの「夜の踊り子」の歌詞の意味を、自己解釈してみました!
 
 


この曲は解釈にかなり個人差が出るのではないかと思っています。
というのも、歌詞の中に出てくる “君” が何を表しているのかが抽象的だからです。
 
 
例えば、ラブソングに出てくる「君」は
あきらかに自分以外の存在(恋愛対象者)だとわかりますが、
 
この曲では、自分以外の他者が存在するとも考えられるし、
自分の中のもう1人の自分、や
人ではないもの(物や事)と捉えることもできます。
 
 
今回私は、“君” の解釈を『夢・目標を持って叶えたいと思う心を擬人化したもの』として考えました。
その結果この曲は「明日やろうは馬鹿野郎ソング」だという結論に至りました!
 
では、詳しく書いていきます。
 
 
 
 
 
 
「夜の踊り子」/ サカナクション
作詞・作曲 / 山口一郎
歌詞:http://j-lyric.net/artist/a04d6c9/l029cdc.html
 

 
 
この歌に出てくる “僕” は、口だけで行動できない人なんだと思います。
 
 
 
まずAメロの歌詞ですが、
“跳ねる” というのは活気のある様子です。
 
夜に跳ねている時の心情は、
「今日という日はもう終っちゃうから、明日からは頑張るぞ!」
という気合が入っている感じ。
これが、「明日やろうは馬鹿野郎ソング」だと言った理由です。笑
 
けれども、いざその明日がきたら何もしない。
 
 
結局また夜になって、「もう今日は遅いから」と言い訳して行動に移すことから逃げることを繰り返している状態です。
 
 
 
 
 
次に出てくるのが、“君” 。
前述したように私は “君” を「目標・夢を持っている自分の心を擬人化したもの」だと捉えました。
 
“君” も、夢に対してワクワクし、跳ねています。
 
 
 
 
また、この歌の中には “雨” という言葉が何度も出てきます。
 
私は、“雨” が意味することを、
・行動しないことの言い訳(雨が降っているから動けなかった、と正当化している)
・泣くことの比喩
の2つで考えました。
 
 
 
 
“僕” は、「夜遅いから」「雨が降っているから」といつも行動することから逃げて、
全く前に進めていません。
 
 
 
 
 
 
 
2回目のAメロでは

消えた消えた君が消えた 蜃気楼みたいに
にわか雨の音も消えた さよなら言うように

とあります。
 
これは、自分が何がしたいのかがわからなくなって、夢や目標にワクワクする気持ちが消えてしまったこと、
もしくは、 “僕” が夢に近づこうと努力をせず逃げてばかりいるから、
夢が遠ざかっていく状態を表していると考えました。
 
にわか雨の音が消えたということは、雨が止んだという事。
つまり、行動するには絶好のチャンスなのですが、
“僕” は雨の音が聞こえたフリをして、ここでも逃げます。
 
 
 
Bメロの

どこへ行こう どこへ行こう ここに居ようとしてる?

も、“僕” が自分で何をしたいのかわからなくなっていることを表しています。
あまりにも逃げてばかりいるから、ここに留まりたいのか?と自問しますが、
「本当は進みたいと思っている」ことを “僕” はわかっています。
 
なぜなら、今の場所に留まりたいのであれば、動かないこと=逃げるという発想にならないからです。
 
 
“僕” は「夢を叶えるためには、どんな状況でも行動しなければならない」とわかっているのに、
不安や恐怖・面倒臭さが勝って、雨が降っていること言い訳をして行動に移してきませんでした。
 
 
けれど、2回目のBメロでは

逃げても 逃げても 音はもうしなくて

とあります。
 
これはもう、雨で行動しないという言い訳ができなくなったことを意味しています。
 
 
 
 
だから “僕” はサビでやっと行動します。

雨になって何分か後にいく

 
もう「雨がやんだら」なんていう条件はつけません。
雨が降ってても、夢を叶えたいのなら行くべき、という強い意志が生まれています。
その理由は、最後の歌詞にあります。
 

今泣いて何年か後の自分
 
笑っていたいだろう

 
進み始める時も、進み始めてからも、泣くほど大変なことがたくさんあります。
でも、何年か後に笑っていたい、だから今泣いてでも頑張って進んで行くしかないのです。
 
 
 
 
大サビの前のBメロ

行けるよ 行けるよ 遠くへ行こうとしてる
イメージしよう イメージしよう 自分が思うほうへ

 
という歌詞は、 “僕” が自分自身を鼓舞する言葉でもありますが、
ボーカルの山口さんがリスナーに対して応援しているようにも感じます。
 
 
 
この曲は、モード学園のCMとして作られた曲です。
インタビューで山口さんは、『10代や若い世代に届きやすくて、かつ今まで支持してくれている人にもアプローチできるものを意識した』(参照:EMTG MUSICインタビュー2012/08/28 music.emtg.jp )
 
とおっしゃっていました。

それがこの歌詞に表れていると思います。
 
 
 
 
 
以上が私の解釈です。
“君” の解釈の時点で、深読みし過ぎかもしれません。。。
 
 “君” の解釈と2回目のAメロ(消えた消えた〜のところ)の解釈は
かなり悩んだ部分です。
 
 
他に「こんな解釈してる」という意見がありましたら、
ぜひ聞かせていただきたいです!
 
 
 
 
 
ちなみにこの【夜の踊り子】は、
ライブだと本当に2人の踊り子さんが出てきて、最高に盛り上がる曲の1つです!
地方公演にまで踊り子さんを連れてきてくれるサカナクション、
さすがです!!!!
 
 
 
 
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!!